自転車操業のこわさ

■借金返済のために借金する自転車操業の怖さ
多重債務者の大半は、自分の収入では返済困難となり、
借金を返済するためにまた新たな借金をするという
自転車操業状態に陥っています。
たとえば
ある多重債務者が、サラ金4社より50万円ずつ合計200万円を
年利29.2%で借金した場合
1カ月の金利は、
約4万8666円です。
この4万8666円を支払えなくて
1カ月後に他のサラ金から年利29.2%で
4万8666円を借り入れて支払った場合は、
1カ月後の元金は、
204万8666円
2カ月後に発生する利息は、
約4万9850円となります。
この利息も支払うことなく
他のサラ金から年利29・2%で4万9850円を借り入れて
支払う場合は
2カ月後の元金は、 209万8516円に膨れ上がります。
このように、借金返済のための借金を繰り返せば、
1カ月単位の複利計算で借金は膨れ上がり、
当初元金200万円であった借金が、
3年後には約475万円に、
6年後には約1129万円に膨れ上がることになります。
自転車操業が始まったら、そのままでは
どんどん多重債務の悪循環にはまってしまい、
やがて抜け出せなくなってしまいます。
現在は法律改正にむけてやっと各金融会社も
金利を低くし始めていますが、
今までのものは高い金利で払わなければなりません。
早めに債務整理をし、無駄なお金や時間を
つかわないようにするのがいいと思います。
当サロンでは多重債務者救済のいろいろな相談をお受けしています。
気構えずにご連絡ください。